糖尿病網膜症

糖尿病とは血の巡りが悪くなって、血管が詰まりやすくなってしまう病気ですが、当然ながら血液から影響を得ている網膜もその影響を受けます。特に網膜の毛細血管は詰まりやすく、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症は、日本の成人の失明原因の中でも症例の多い病気です。

病期には前期・中期・後期とあり、それぞれ治療法は異なります。前期であれば血糖コントロールで対処できますが、中期になるとレーザー治療や目の注射が、さらに後期にまで進み、網膜剥離や硝子体出血を生じるようになると、硝子体手術が必要となります。

糖尿病網膜症は、少々進行しても、視力低下など自覚症状がなかなか出てきません。「見えているから大丈夫」などと自己判断せずに、糖尿病の方は定期的に検査を受けることが大切です。大阪市住吉区の竹安眼科は阿倍野区、東住吉区、住之江区からもアクセスしやすい住吉東駅徒歩すぐに位置しております。