“大阪市住吉区、住吉東駅からすぐの場所にある竹安眼科医院の院長・竹安です。
以前、このブログで緑内障について取り上げたことがあります。
誰でも一度は耳にしたことがある病気で、それほど珍しい病気ではない上に、国内の失明原因として最も数が多いというお話をしました。
今日は、それとは逆で、あまり聞いたことがないけど失明の危険性もあるという病気について書こうと思います。それが「黄斑変性症」という病気です。
名前の通りで、網膜の中心部にある黄斑部が変性してしまうことで起こる症状です。
黄斑部に水分がたまったり出血することで、視界がゆがむ、ぼやける、せまくなる、中心に見えない点ができる、などの症状が出てきます。
最初に言った通り、さらに進行すると失明にいたることもあります。
現在は、注射を使った治療がメインですが、このほかにレーザー治療や内服薬を使った治療などの様々な方法を組み合わせて、視力の維持に努めます。
ほかの多くの目の病気と同じで、加齢によって起きやすくなるのですが、若くても強度の近視の人には発症しやすい傾向があります。若いから絶対大丈夫というわけではないことをお忘れなく。
気になることがあれば、一度、当院までお越しください。”