“大阪市住吉区、住吉東駅からすぐの場所にある竹安眼科医院の院長・竹安です。
白目からまぶたの裏にかけての粘膜である結膜が、花粉に対するアレルギーによって炎症を起こす。
こう書くとなんだか大層な病気のようですが、要するにこれは花粉症のことです。もっと正確に言うと、花粉症によって引き起こされるアレルギー性結膜炎という病気です。
結膜炎とは、名前の通り結膜が炎症を起こす病気なのですが、花粉症などのアレルギー性のものと、細菌やウィルスによるものに分けられます。
アレルギー性の場合、花粉だけでなく食べ物やハウスダスト、ペットに由来するものなどもあります。
そういったアレルギーによって結膜炎にかかってしまった場合、まず抗アレルギー点眼薬を使った治療を行います。これで効果が出ないようであれば、ステロイド点眼薬などを使います。また、目やにがひどい場合は抗菌点眼薬を使用するなど、いろいろな点眼薬を使って治療していきます。
また、花粉が原因であると分かっているのであれば、花粉の飛ぶ時期は決まっているわけですから、先回りして点眼薬を使った予防もできます。
事前に点眼治療を行うことで、症状をやわらげることもできるというわけです。
失明したり、命に関わるような病気ではありませんが、身近なだけに煩わしい症状です。
悩まされている方は、当院にご相談にいらしてください。”