お知らせ

糖尿病と眼科の関係

2014.12.26

“大阪市住吉区、住吉東駅からすぐの場所にある竹安眼科医院の院長・竹安です。

眼科は目に問題が起きた場合に受診する病院。
そう思っている方がほとんどでしょう。もちろん、それで正解です。
でも、それだけが正解というわけではないんです。その代表的な例が、糖尿病です。

糖尿病自体は内科で扱う病気ですが、糖尿病にかかると様々な病気のリスクが上がります。
例えば、糖尿病と歯周病には関係性が認められていて、そうなると歯科医の診療を受ける必要も出てきます。それと同じように、糖尿病が目に引き起こす症状もあるんです。

糖尿病は、簡単に言うと血のめぐりが悪くなって血管が詰まりやすくなってしまう病気です。目の中にある網膜は血液から影響を受けていますので、糖尿病によってリスクにさらされてしまうのです。
網膜の毛細血管は詰まりやすいため、糖尿病網膜症という合併症にかかってしまうことがあります。この病気は、日本の成人の失明原因の中でも症例の多い病気で、軽視することはまったくできないものです。

治療方法などは次回に書こうと思いますが、糖尿病網膜症は少し進行した程度では視力低下などの自覚症状があまりありません。そのため、問題ないと判断してしまう人もいるのですが、糖尿病を患っているのであれば眼科での定期的な検査を受けるようにして、最悪のケースを起こさないように気をつけましょう。”

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