“大阪市住吉区、住吉東駅からすぐの場所にある竹安眼科医院の院長・竹安です。
当院では水曜日の午後に日帰り手術を行っていますので、気になっている方はご参考になさってください。
点眼薬を使った治療から手術まで治療法に幅がある緑内障と違い、白内障の治療は手術しかありません。目薬で改善したり進行が止まることがないからです。
手術はだいたい10分程度で、点眼や注射で行う麻酔も含めて、ほとんど痛みはありません。白目と黒目の境目に3mm弱の切れ目を入れて、そこから水晶体の濁りを吸い出し、人工レンズを入れるという内容になります。
ただ、白内障にかかったから絶対に手術しないといけないかと言うと、そういうわけでもありません。視力が落ちても不自由がなければ治療をする必要はありません。逆に視力低下が見られなくても、まぶしさを感じて生活に支障があるようなら手術を考えます。
どちらにしても、病状があまりに進行してしまうと手術が難しくなりますし、急性緑内障発作を併発してしまうこともあるので、特に年配の方は定期的に健診を受けておいた方がいいでしょう。
手術が必要かどうかも含めて、気になる方はおひとりで悩まずに当院までお越しください。
次回は日帰り手術までの経過と手術後のケアについてご紹介する予定です。
