Interview

ドクターズインタビュー

医療法人竹安眼科医院

院長竹安 一郎

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ドクターズインタビュー

大阪市住吉区のこの町で、50年以上の歴史がある竹安眼科医院。眼科専門医である院長にさまざまな診療に対する思いをお聞きしました。

医師を目指した理由について

先生がドクターを目指されたのは、やはり先代のお父様の影響ですか?
先生がドクターを目指されたのは、やはり先代のお父様の影響ですか?
先生がドクターを目指されたのは、やはり先代のお父様の影響ですか?

よく医師を目指したのは父の影響かと聞かれる事がありますが、私が医師、特に眼科医を目指すよう直接、父から言われたわけではありません。実際父から「医者になれ」と言われた記憶もなく、そういう意味では、私の進路はある意味、自分で決めた道だったと言えます。ただ、医学部に進むには、まずその門を叩かなければ始まりません。高校で進路を決める際に結局、自然と父の背中を追う形で医学の道を歩むことになりました。

先代のお父様のどのような背中が印象に残っていますか?
先代のお父様のどのような背中が印象に残っていますか?
先代のお父様のどのような背中が印象に残っていますか?

父について言えば、仕事の苦労を直接、息子の私に語ることは少なかったです。それよりも、母から聞かされることが多く、父が患者様からどのぐらい感謝されているか、その話をよく聞かされました。直接的な期待や言葉による影響ではなく、家族としての生活や経験が自然と私の心に働きかけ、医師という職業に対する理解と興味を深めていったのだと思います。

今思うに、眼科医を目指されて、良かったと思われますか?
今思うに、眼科医を目指されて、良かったと思われますか?
今思うに、眼科医を目指されて、良かったと思われますか?

父の後を継いで、眼科医としてこの大阪の住吉区で働けていることはとても恵まれていると感じています。眼科はテレビドラマの中の救急医療のように、目立つわけではないかもしれません。ドラマのような医療現場とは全く違います。でも、そういう「医者らしい」活躍をすることができないのは、ある種のコンプレックスかもしれません。例えば、新幹線や飛行機で「お医者様いませんか?」と呼ばれたときに、専門が眼科だと全身の診療ができないため、「目しか見られません」と言わざるを得ません。それが、ちょっとしたコンプレックスになっています。

眼科医として専門性について思う

最近はより専門性が高くなってきて、お医者様でも専門外がある場合どうされるのですか?
最近はより専門性が高くなってきて、お医者様でも専門外がある場合どうされるのですか?
最近はより専門性が高くなってきて、お医者様でも専門外がある場合どうされるのですか?

確かに、医療の専門性は高まっています。内科を例に取って見ても、全身を診る必要がある一方で、細分化された専門領域が存在します。開業する場合には一人で全てを見なければならないと患者様を抱え込みがちになってしまいますが、重症の方や特定の疾患については、より専門的な高度な治療をご提供できる施設に紹介することが大切と考えています。眼科医としても、開業した場合には、自分の専門領域において詳細な診療をおこないながら、必要に応じて患者様を他の専門医に紹介する役割があると思っています。つまり患者様の大切な目をお守りするためには、医師のプライドよりも各専門分野のいる大きな病院との連携が重要になってくると思います。

患者層の変化

患者様の層はどのように変わってきましたか?
患者様の層はどのように変わってきましたか?
患者様の層はどのように変わってきましたか?

大阪市住吉区のこの地域は高齢化が進んでおり、8090代の方も多く受診されます。当院ではまだ紙のカルテを使っており、長年にわたって蓄積されたカルテが分厚くなっている方も多数おられます。

視能訓練士が在籍していることで、お子さんの相談にも対応可能ですね?
視能訓練士が在籍していることで、お子さんの相談にも対応可能ですね?
視能訓練士が在籍していることで、お子さんの相談にも対応可能ですね?

そうですね。その話題は今まであまり出していませんでしたが、視能訓練士が頑張ってくれていますので対応可能です。最近では、お子様を連れたお母様からのご相談も全体的に増えつつあります。弱視や斜視などの小児眼科のご相談も可能です。しっかりと検査をさせていただき、必要があればより詳しく治療が可能な大きな病院の専門医に、ご紹介もさせていただいております。

患者様への思い

治療に対する患者様への思いについてお聞かせください
治療に対する患者様への思いについてお聞かせください
治療に対する患者様への思いについてお聞かせください

患者様に無理な治療をおすすめすることはありませんし、必ずしも治療効果があるわけではなく、必要でない点眼薬などを処方することもありません。患者様が安心して治療を受けられるよう、必要な情報をご提供し、その方の状態に最も適した治療を行うことを心がけています。患者様お一人ひとりに合わせた適切な医療をご提供することを大切にしています。

竹安眼科医院では、患者様に無理な治療をおすすめしたり、不必要なご負担をかけたりすることなく、必要な医療をご提供することに重点を置いています。つまり、患者様のニーズを大切にする治療です。

地域医療に貢献する眼科医としての思いと今後の展望

ご高齢の患者様が多いとうかがいましたが、一番多いのはどのような疾患ですか?
ご高齢の患者様が多いとうかがいましたが、一番多いのはどのような疾患ですか?
ご高齢の患者様が多いとうかがいましたが、一番多いのはどのような疾患ですか?

緑内障の患者様が多いです。緑内障の方は定期的な診察と治療が必要になります。

生活習慣や高血圧が関係している目の病気の患者様には生活習慣全般についてアドバイスされたりしますか?
生活習慣や高血圧が関係している目の病気の患者様には生活習慣全般についてアドバイスされたりしますか?
生活習慣や高血圧が関係している目の病気の患者様には生活習慣全般についてアドバイスされたりしますか?

はい、もちろん専門外の私でわかる範囲のことはしっかりとご対応させていただいております。
つい先日、目の調子が悪いと来院された患者様がおられ、検査をすると眼底出血を生じていました。高血圧を疑い血圧を測定すると、案の定血圧が高く内科の専門医をご紹介することがありました。全身の健康状態は目の病気にも影響を及ぼすため、総合的な知見も必要です。この患者様は、逆に眼科に来て、全身の病気がわかった1例です。時として、全身の病気を疑い適切に専門医に繋ぐのも、地域の皆様の健康をお守りするためには大切なことだと考えています。

高齢化が進む地域での、先生の今後の展望をお聞かせください
高齢化が進む地域での、先生の今後の展望をお聞かせください
高齢化が進む地域での、先生の今後の展望をお聞かせください

来院された患者様に最善の治療をご提供することが私たちの役割と考えています。地域の患者様のニーズに応えられるよう、これからも必要な医療サービスをご提供し続けることに注力しています。

患者様へのメッセージ

高齢化が進む地域での、先生の今後の展望をお聞かせください
高齢化が進む地域での、先生の今後の展望をお聞かせください

何か困ったことがあれば、
遠慮なくご相談ください。

当院は、この大阪市住吉区で父の代から50年以上に渡り地域の皆様の目をお守りすることに注力してまいりました。視能訓練士も在籍し、お子様からご高齢の方まで、さまざまな目の問題に対応し、話しやすい環境で、誰もがお気軽にご来院いただけるような敷居の低さを大切にしております。コミュニケーションから患者様のニーズをしっかりとお聞きし、ニーズにお応えできる治療をご提供できるように日々診療にあたっております。
地域の皆様の目の健康をお守りするために安全で安心な治療を提供し続けることが、私たちの役割と考え、これからも尽力してまいりますので、どんな小さな悩みもお気軽にご相談いただければと思います。

診療時間

診療時間 日祝
9:00~12:00
16:00~19:00

受付午前8:50~12:00 午後15:00~19:00

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